吾輩は処女である〜痛くて挿入ができないことに真剣に悩む処女の話〜

痛くてできない。みんなどうやって乗り越えてるの。

「クリスマスにクリトリス」というギャグ

クリスマスにデートでホテルへ行くと、彼氏からプレゼントとして傘とiroha(女性用オナニーグッズ)をもらった。どっちも使って濡れるものですね。
ちなみに私は手袋とHOT TENGA(男性用オナニーグッズ)というどちらも男性を暖かく包み込むものをプレゼントしました。お互い粋ですね。まあ本当は一緒にイキたいんですけど。セックスが一度も性交していない私達に同時イキなんて夢の股夢ですな。(こういうクソみたいなギャグを挟んでしまうのが私の悪い癖である)

ホテルに入り先にシャワーを浴びる彼。
いつもホテル代は彼が出してくれる。割り勘にしようとも言ったが、男のプライドらしい。
だから食事代とかはなるべく私が出すようにするし、高いホテルだと申し訳ないから流石に何千円か出したりする。

この日もホテル代が高くて申し訳なかったので、彼がシャワーを浴びている隙にバッグの中にさり気なくお金を入れておこうと思ったら、茶色の紙袋が入っていた。
袋の口が開いていていたので中を見ると、アナル開発用のスケルトンブラックの棒が入っていた。

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※画像はイメージです

人って本当にびっくりして固まって動けなくなることがあるんだなと思った。
友達へのジョークプレゼントとかインスタ映え狙いというのではまずないだろう。いや、ゼロではないが可能性は低い。

ここで私はリアルな二つの説を考えた。
1.彼がお尻を開発して欲しい
そういえば彼、以前からお尻を開発されるのに興味あるって言っていた。ドライオーガズムや前立腺マッサージを体験したいとか。
だから「これで俺の尻を開発してほしい」といことか。

2.私のお尻を開発
前の穴が入らないなら、まずは後ろの穴からという作戦。そういえば彼は三国志とかが好きだったからちんぽと同様こういう戦略(?)をタてるのが好きなのかもしれない。
「クリスマスにクリトリスをなめちゃうぞ〜」とかいうギャグは使い古されているだろうに(本当にそうだろうか?)私のクリトリスがある体の器官は使われず、代わりにお尻の穴の棒が使われるのかもしれない。

シャワーを浴びて出てきた彼に道具を見せて見つけた理由を話して「どちらのお尻に使うのでしょうか?」と聞いたら「違うの!」と言われた。

「これで練習すれば入るようになるんじゃないかなと思って…」

当たり前だが、私だけでなく彼も入らないという事実に悩んでいたのだ。
もちろんアナル用ではないものもあったが、太すぎないものを選んだ結果、これになってしまったらしい。

結論から言うと、少しは入った。痛くてすぐに抜いてもらったが。
このまま少しずつ頑張っていけば何とかなるんじゃと思わせてもらえたのが、一番のクリスマスプレゼントだった。
とか書いて締めておけば良かったが、道具なら少しは入るのに何でちんぽは少しも入らないんだということを考えてさらに落ち込んだりした。